仏式のお通夜

昔は夜通しで行った仏式ですが、昨今は亡くなった当日か翌日の午後六時から七時頃に初めて、九時頃か遅くとも十時に終わらせるそうです。
席次については案内に従い、また故人と繋がりが深かった順となります。

1. 遺族、弔問客着席
祭壇に向かって右側に喪主、先頭に遺族、親類が並びます。
左側は葬儀委員長、世話役に知人、会社関係者が並びます。
一般参列者は先着順に座りましょう。

2. 僧侶入場、着席
参列者は合掌か礼拝で僧侶を迎えてください。

3. 読経
頭を低く垂れ、静かに御経を聞きます。

4. 遺族、弔問客の焼香
喪主から故人の繋がりの深い順に焼香を行います。
祭壇の前に進み出て焼香を行う他に、狭い会場では焼香台を各々の前に回す「回し焼香」もあります。
細かな作法は別のページにまとめたので、そちらを御覧ください。

5. 僧侶退場
読経後、僧侶が退場します。
参列者の方を向いて仏教に関する法話や訓話をする事が多いです。
その際は静かに聞き、僧侶が退場される際は合掌か拝礼してください。

6. 通夜ふるまい
喪主が参列者に弔問の御礼を述べ、料理を振る舞うのを「通夜ぶるまい」といいます。
参列者は勧められたら遠慮せず席について、酒食の振る舞いを受けてください。
ですが、喪家は色々と忙しいので、あまり長居しないのがマナーです。

このページの先頭へ