供物・供花の贈り方

祭壇や墓前に供えて亡くなった方の霊を慰める贈り物を「供物」、花を「供花(きょうか)」といいます。
これらを贈るのは近親者を筆頭に親しかった間柄、また会社や関係が合った団体が贈るのが最も多いです。
しかし、これらも「香典」と同じく宗派ごとに内容が異なるので、事前に確認する必要があります。
電話しか連絡手段がないなら、直に連絡しても良いでしょうが、ここは手紙、またはメールなど間接的な方法がオススメです。

宗派ごとの贈りもの

1.「仏式」
果物・菓子・線香。魚や肉類は贈らないのがマナー。

2.「神式」
果物・和菓子・酒。線香は「仏式」となるので贈らない。

3.「キリスト教式」
基本的に供物は贈らない。

贈る際は祭壇に並べる順番もあるので「通夜」なら午前中まで、「葬儀」なら前日までに届く様にしましょう。
持参する場合は嵩張らないものを選び、弔事用の風呂敷や地味な袋に入れて、参列の際に受付で「御霊前に御供えください」など一言を添えて渡しましょう。

ただし、連絡した際に相手から辞退すると云われた、または意思を聞いた際は、どんなに故人と親しくとも贈らないのがマナーです。

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