神式の法要

神道では仏教の法要にあたる儀式を「霊祭(れいさい)」といいます。
この日を「斎日(いみび)」といい、十日ごとに行います。
ですが、昨今は二十日目と四十日目は省略され、人を招くの十日目と百日目、また一年後です。

十日ごとの霊祭

■十日祭
仏式の「初七日」にあたり、親族や友人を招いて神職による祭儀が行われます。

■五十日祭
仏式の「四十九日」にあたり、ここで「忌明け」となります。
そのため、重要な霊祭とされています。

■百日祭
死後百日目となり、墓前祭とも言われます。

■式年祭
死後一年後となり、ここから霊祭は一年、三年、五年、十年ごとに行われます。
神道において、故人は十年後の「十年祭」を迎えると、神になるとされます。

この様な霊祭に招待された人は、故人と親しかった場合は「海の幸」や「山の幸」等を供えると良いでしょう。
大きいと当日に持っていくのは大変なので、事前に供えて良いか了承を得て、大丈夫なら家か会場に届けましょう。

その際に「線香」は避けてください。
「法要」と勘違いして贈る人もいるかもしれませんが、それは「仏式」になるので間違えないようにしましょう。
または供物の代わりに金銭を包んで持っていく「供物料」ですが、十年祭の時は表書きを「御神前」にしてください。
遅刻は厳禁なので、当日は余裕を持って出かけましょう。

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