宗派別の香典

祝いの際に渡す「御祝儀袋」も宗派によって違いがあるように、この「香典」を包む袋も宗派ごとに袋が違います。
ここでは日本で最も多い「仏式」を筆頭に、神社で行う「神式」と「キリスト教式」の三つの袋の違いを簡単に紹介します。
ちなみに三つとも共通している部分は、祝い事の印となる熨斗がないことです。

渡すタイミングとしては「通夜」か「葬式」に当たる場面が相応しくなっています。
表書きは姓名を書きます。
入れる金額としては別のページにも書きましたが、割り切れる「2」という数字が入るという五つほどです。
特に「仏式」と「神式」は似ているので、入手する際は気を付けてください。

仏式

黒と白、または二本とも銀色の双銀の水引が結びきりになっている。
表書きには「御霊前」か「御香典」と書かれている。

神式

白黒、双銀でも良いが白一色の結びきりの水引が最も良いでしょう。
表書きは「仏式」と同じ「御霊前」でも良いですが、一目で「神式」と分かる「御玉串料」と書かれた香典袋も良いでしょう。

キリスト教式

キリスト教式では水引はありません。
代わりに十字架などキリスト教を象徴する物が付いた専用袋か、白封筒を用意して下さい。表書きに関しては「御花料」とするのが最も多いです。

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